新築
住宅にもグレードがあります!
掲載日 : 2012-07-06
家を建てるにあたっては、床・壁・天井の内装材の種類、キッチン・お風呂などの住設機器といった「仕様」を決め、断熱材や耐震設備などの「性能」も選ばなければなりません。当然、選ぶものによって金額は異なり、快適さを求めるほど高額になります。ただし、グレードが高いからといって、高くつくというわけではありません。高性能になれば、月々の光熱費などのランニングコストが抑えられ、逆に性能を落とせば月々のコストがかかり、20年後30年後の相対的な出費は逆転する可能性もあります。こうした住んでからのコストも踏まえて検討することが大切です。まずは、3つに分けたグレードについて知っておきましょう。
◇グレードだけでは判断できない?
ご注意下さい!!リフォームにも、グレードでは判断できない要素が絡んでいます。
たとえば大手メーカーなどが言っている「坪20万円でリフォーム」という設定。坪20万円にすべてが含まれていると思いがちですが、外壁や屋根は張替えではなく塗装、サッシの交換はオプション、設備機器や間取りの変更は別途請求など、金額は明確でも実際の工事内容との間に大きな差があることも少なくありません。