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森の守り方
掲載日 : 2012-06-28
どうして伐った方が良いのでしょう。
「せっかく蘇った森を、どうして伐るの?」と思う人もいるでしょう。
実は植林された木を放置し続ければ死んでしまいます。
また、木は成熟するにつれ二酸化炭素の吸収量が落ちていきます。
森や木に手を加えないことが自然保護だと思われていますが、木を適度に間引き、伐採しないと森は荒れてしまうのです。木が健全に育たないと地面も弱くなります。さらに酸素の排出量も減ります。
木はある程度成長したら「世代交代」をさせる。
伐ったら、植える。このサイクルこそが大切なのです。
森は「炭素の銀行」とも言われています。
木が吸った二酸化炭素は空気中に戻らず、枝や葉などに蓄えられていきます。
若い木ほど多く吸収するからがんばってもらわねばなりません。
ちなみに、木は伐られても燃やされるまで体内に二酸化炭素を蓄えています。
したがって、木の家のように長い期間使うものはそれだけ二酸化炭素削減に貢献しているという事になります。