家づくりコラム お役立ち豆知識「最新の工法ほど、いいんでしょ?」

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建築材料

最新の工法ほど、いいんでしょ?

掲載日 : 2012-06-29

【違います】
どんなに素晴らしい工法も、外壁の外側にある「柱や下地材」には「室内平衡含水率」の木材を使うべきです!しかし、一般的な工務店は「屋外平衡含水率」の木材を使っています!?
最新の工法ほど1.jpg

外断熱工法にも、こんな不安が!?
さて最近、「外断熱」という工法があちこちで宣伝され、着工棟数を伸ばしています。これは、構造躯体の外側に硬い断熱材を貼って、気密テープなどで隙間風が一切入らないようにするものです。しかし、断熱材とテープでどんなに外気を遮断しても、その内側にある軸組などの木材が「屋外平衡含水率」であれば、施行後に含水率はどんどん下がって収縮と変形を始めます。しかも、外の冷気が壁内に入り込めば、内部結露を起こしてしまいます!?最新の工法ほど2.jpg

だいじょうぶなの!?
国が認めた「平衡含水率」。
では、どうして一般的な工務店は「屋外平衡含水率」の木材を使うのでしょう!?
「ズバリ!国が認めているからです!?」
「JAS制度」をご存知でしょうか?「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律(JAS法)」に基づいて、農林水産大臣が制定した「日本農林規格(JAS規格)」の検査に合格すると、製品にJASマークを付けることができます。つまり、国の検査基準をちゃんとパスし、農林水産大臣も認めています、という印です。

JAS規格の基準で安全なの?
JAS規格では含水率15〜20%でも「仕上げ材」として認めています。これを室内に使ったら、収縮や変形を起こすのは当たり前。しかも、構造材は15%を、フローリングは13%を「最良材」と位置づけています!?さらに驚くべきは、日本の様々な工事共通仕様書に定義されている含水率ですら、JAS規格通りか、それよりも緩くなっているのです!?
また、JASの含水率表示も当てになりません。それというのも、明確な計測方法が指示されていないからです。木材は同じ産地でも1本ずつ含水率は違いますし、さらに1本の中でも計る場所によって変わるのです。ですから、一番低い含水率を表示しているかもしれないし、何ヶ所かを計った平均値かもしれません。このあたりがJASの曖昧なところです。
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