建築材料
乾燥させないと、こわ〜い現象が!?
掲載日 : 2012-06-29
「建て付け不良」!?
サッシや建具を止めている木材が収縮・変形し、建具などの枠材に影響。戸が開かなくなったりします。
「床の凹凸」!?
床が収縮・変形を起こし、床に凹凸が発生。つまづきやすくなって危険です。
「床鳴り」!?
床板が収縮・変形したのに、それを止めているビスやボンドに押さえつけられるため、あちこちで床鳴りやきしみが起きます。
「床や壁からすきま風」!?
骨組みや床材が収縮・変形すると隙間ができます。冬は冷たい空気が入り込み、部屋が温まりません。
一番こわいのは「内部結露」!
さて、目に見え部分なら、補修や修繕も比較的簡単です。
しかし、最もこわいのは壁の中に起こる「内部結露」。乾燥が不十分な木材だと、室内の中で混ざり合って結露を起こします。結露からは恐ろしい連鎖が発生。
結露→カビの発生→木を腐らせる「腐朽菌」を呼ぶ→土台や柱が腐り、断熱材は水分によって縮んだまま戻らない→室内は温まらず、人によってはアレルギーを起こす